新たな玄関口に 広域品川圏とは/広域品川圏 どんな街に発展?/再開発で「風の通り道」を確保

2024年11月15日放送 17:01 - 17:08 TBS
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JR東日本は広域品川圏の再開発を行い、東京の新しい玄関口を目指している。大井町駅−浜松町駅、5つの駅を広域品川圏として新しい玄関口を目指す。品川駅周辺では高輪口周辺は、南街区a・b、北街区を合わせ地上28階建てのビルが建設される。着工予定は2025年度から。北街区には事務所、店舗が入り、北口テラスが建設予定。南街区には事務所、店舗、宿泊施設などが入る予定。建物内に立体回遊空間、中央屋上広場が出来る予定。2020年開業高輪ゲートウェイ駅の駅前には、5つの施設から成る高輪ゲートウェイシティが建設予定。駅目の前に建設されている「ザリンクピラーワン」は来年3月27日開業。中にはニュウマン高輪、JWマリオットホテル東京が入る予定。複合文化施設「モンタカナワ:ザミュージアムオブナラティブズ」の外観デザインは建築家・隈研吾氏が手掛けた。文化、情報を発信する施設。中には足湯が併設された月見テラスが設けられる。
芝浦工業大学システム理工学部・増田幸宏教授は「広域品川圏に求められているのは国際化。人口減少の今、海外から多様な人材を呼び込むには、再開発は国際化が必須。品川圏の開発は、ようやく国際競争の土台づくりが整ってきたといえる。この動きは他の地域にも、よい影響を与えるのではないか」とコメント。高輪ゲートウェイシティーでは、外国人ビジネスワーカー対応の国際水準の高層住戸、2026年にはインターナショナルスクールが開校予定。東京大学准教授・斎藤幸平は、街中が隈研吾、安藤忠雄だらけになることも複雑な思いを持っているなどと語った。
今回の再開発では環境に配慮している。海からの風が東京都などのビルに邪魔され奥に行くことが出来ず、ヒートアイランド現象が起きている。東京都立大学・三上岳彦名誉教授は「高層ビルが風の流れを止めている。ビル群がない時と比べて、1、2度気温が上がっている」と指摘。品川駅の再開発では風の通り道を考えた対策として、建物形状、配置の工夫による風の道を確保している。東京大学准教授・斎藤幸平は、高輪ゲートウェイなんて今のところ誰も使ってないし、一回建てちゃうと取り返しがつかないのでもっと丁寧にやってほしいなどとコメントした。


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