ひるおび (ニュース)
コンクラーベはカトリック信者約14億人のトップであるローマ教皇を決める選挙で、新教皇にはアメリカ出身のロバート・プレヴォスト枢機卿が選ばれた。教皇名はレオ14世。南米ペルーでの活動が前教皇に高く評価され枢機卿に任命されたそう。アメリカ人初の教皇誕生に対しトランプ大統領が祝福する内容をSNSに投稿した。コンクラーベは日本でも注目されていて、映画「教皇選挙」は興行収入ランキングで7週連続TOP10入りしている。
今回選ばれた教皇は267代目で、初代は約2000年前と言われている。専門家によると、世界のカトリック信者14億人にとってイエス・キリストの代理人とのこと。そもそもコンクラーベとはラテン語で「鍵がかかった」という意味で、教皇の死去後15~20日以内に実施される。また枢機卿とは教皇に次ぐ地位で世界に約250人いて、教皇を補佐する役割を持つそう。コンクラーベでは枢機卿の中から教皇が1人選出される。コンクラーベが行われるバチカン市国は東京ディズニーランドをほぼ同じ大きさで、総人口は618人。世界最小の独立国で国全体が世界遺産に登録されている。コンクラーベの投票権は80歳未満の枢機卿に与えられ、無記名投票で行われるとのこと。またWi-Fiなどの電波は遮断され、窓にはフィルムが貼られるなど厳戒態勢で行われる。
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