THE TIME, 参院選×THE TIME,
れいわ新選組は今回の参院選で消費税の廃止、国民1人あたり10万円の現金給付などを訴えている。比例代表の得票数を伸ばしており、去年の衆院選では約380万票を獲得、議席数を3議席から9議席に増やした。しかし有権者からは「消費税廃止はいきなりすぎる」などの意見が聞かれた。山本太郎代表は消費税廃止のための財源に国債などをあてるべきと主張しており「減税を始めれば景気が回復し年収も増える」と話した。 他にも税収減を補うために法人税率の引き上げ、金融所得に対しての課税強化などを主張している。JNNの電話世論調査ではれいわ新選組の支持率は3.2%と大きな変化はなく、支持は大きく広がっていない。TBS政治部・光安和紀記者はれいわ新選組について「山本代表以外で票が取れる候補がどこまでいるか。票が取れなければ消費税撤廃も実現しないので政策の実効性が問われる」と話す。