国会中継 参議院 予算委員会質疑
日本共産党・吉良よし子氏の質問。なぜ学生が103万円を超えてアルバイトをしければならないのか?学費が高すぎるのではないか?あべ俊子文部科学大臣は、アルバイトをしている方の昨年の数は84%で平均38万円、一概にアルバイトの背景に学費があるとは言えない、経済的な理由で学生が学びを諦めないことが大事だとした。石破総理はいろんな理由でアルバイトをしている、お金がなくて学校にいけない方がないようにしていくとした。吉良氏は確実にアルバイトの理由として生活のため学費のためという理由が増えていると指摘、103万円の壁を引き上げる議論が進んでいるから、つまり学生に働けと言っているのではないか?石破総理は大学の授業料の高等教育金については本年度から減額の対象を拡充しているなどと説明、教育の機会は均等でなければならない、一つ一つ対策を実施していくとした。吉良氏は負担となっているのは学費そのもの、2025年度以降の授業料を引き上げを検討している大学は多いと指摘。石破総理は無償化も一つの考え方だとした。日本共産党は学費の値上げを止めるための緊急助成提案を出した、政府が大学にお金を出していないのではないかと指摘。石破総理は20年前と比べ減少している、その代わりに補助金は増加している、厳しい財政の中で大学関係者が努力しているのは承知している、政府としていかにして政府が負担しながら大学のレベルを上げていくか、教職員が教育・研究により専念できるようにと考えていくとした。吉良氏は教育予算を増やさない一方で、軍事予算は教育予算の2倍になっていると指摘した。
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