- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とオープニングの挨拶。
きょう午後、自民党・坂本国会対策委員長と、立憲民主党・笠国会対策委員長が会談し坂本氏は「公開方法工夫支出」を撤回する方針を伝え、自民党が提出した法案からその規定を削除、国会に提出し直す考えを示し、笠氏は自民党の対応を受け入れる考えを示した。その上で両党として与野党が提出した法案のうち、3つの法案に賛成する方針を確認した。政策活動費の廃止は立民など野党7党が共同提出したほか政治資金チェックの第三者機関の設置は公明党と国民民主党が提出した法案、自民が提出し直した外国人によるパーティー券購入禁止や収支報告書のデーターベース化し検索しやすくする制度などを規定した法案となる。またあす中に3つの関連法案を特別委員会と衆議院本会議で可決して、参議院に送ることで合意した。これにより、今の国会で法改正が実現する公算が大きくなった。
衆議院の特別委員会では企業・団体献金の扱いを巡って議論の応酬となった。主張に隔たりが大きい企業・団体献金の扱いについて自民党と立憲民主党は来年3月末までに結論を得ることを衆議院の政治改革特別委員会の理事会で申し合わせることになった。
旧文通費、現在の調査研究広報滞在費の使いみちの公開や残額の返還などを盛り込んだ歳費法の改正案も、あすの衆議院本会議で採決することで、与野党が合意し、今の国会で成立する見通しとなった。与野党は、旧文通費の使いみちの範囲や、公開方法などの詳細について、法律の施行までに協議し、結論を出すことにしている。
参議院予算委員会では、経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案の審議が行われた。補正予算案はあす中に参議院本会議で採決が行われ可決成立する見通し。国民民主党・礒崎哲史氏は「所信表明演説でこれまでの30年を振り返り、大半を自民党が政権与党として握っていた。いささかひと事のような表現に聞こえた」、石破首相は「もっと投資するための工夫があれば指摘してほしい」。教育について共産党・吉良佳子氏は「日本の大学のレベル、研究力を増やすために予算が全く足りない」、石破首相は「政府が負担しながら大学のレベルを上げていくか考えていく」。能登の復旧、復興についてれいわ新選組・山本代表は能登の復旧、復興について「自衛隊が土砂撤去した（熊本の）八代市をはるかに上回る土砂の量が珠洲、輪島。自衛隊を動かしてください」、石破首相は「知事から要請があった場合、必要あれば必ず出す」などとした。自民党と立憲民主党の参議院国会対策委員長が今後の審議日程を協議。あすの参議院予算委員会で、経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案を採決することで合意した。補正予算案は、あす中に本会議でも採決が行われ、可決成立する見通し。
新たなエネルギー基本計画の策定に向けて、政府は2040年度時点での発電にかかる電源別の総合的なコストの試算を正式に公表した。試算では、1キロワットアワー当たりのコストは、現在、発電量が最も多いLNG火力が20．2円から22．2円、原子力が16．4円から18．9円になるとしている。3年前の前回の試算では、2030年度の時点で、LNG火力を最も安い電源としていたが、今回はLNGの価格高騰や、環境対応の費用などを見込み、前回より大幅に引き上げた。一方、原子力はテロ対策の費用などが増える一方で、安全対策の進展で事故対応の費用は従来の想定より引き下げられるとし、LNG火力より安くなるとしている。このほか、再生可能エネルギーは、導入が進んだ場合、不安定さを補うコストがかさむとして、事業用の太陽光が15．3円から36．9円、洋上風力が18．9円から23．9円と、導入状況に応じて幅を持った形としている。政府は、こうした電源別の発電コストも踏まえ、あす新しいエネルギー基本計画の素案を示すことにしている。
米国・トランプ次期大統領が15日、フロリダ州の自宅で、安倍元総理大臣の妻の昭恵さんと面会した。CNNテレビによると、トランプ氏は、安倍氏が亡くなったあとも昭恵さんと親密な関係を維持していて、今回の面会は政府ルートではなく、2人の直接のやり取りを通じて設定されたという。各国の首脳がトランプ氏との面会を希望しているとされる中、どのような会話が交わされたのかに、関心が集まっている。
プロ野球の楽天から自由契約となった田中将大投手の獲得に向けて、巨人が調査を進めていることが関係者への取材で分かった。田中投手は、日米通算200勝まであと3勝に迫りながら、今シーズンは楽天で1試合の登板にとどまり、勝ち星も上げられなかった。そして先月、減額制限を超える来シーズンの年俸提示を受けて、楽天を退団する意向を表明し、他球団への移籍を目指している。こうした中、巨人が阿部監督の意向などを受け、田中投手の獲得に向けて調査を進めていることが関係者への取材で分かった。今シーズン、4年ぶりにリーグ優勝を果たした巨人は、最多勝のタイトルを獲得した菅野智之投手が大リーグへの移籍を目指していて、経験豊富な先発ピッチャーの補強に乗り出していた。
乾燥が進んでいることなどを話した。