国会中継 参議院予算委員会質疑
関税をめぐる日米交渉について、維新・斎藤アレックス議員からの質問。交渉の目標について問われた総理は、「日米どちらかが得・損をするのではなく ともに協力しながら世界の人々の福祉を向上させること」などと、関税の完全な撤廃を求めていく方針を表明。日米交渉の進捗について問われた赤澤大臣は、「日本として関税措置への遺憾の意を伝えている」「詳細は明かせないが 日本としての立場を譲ることはない」など答弁。
石破政権による経済対策について、維新・斎藤アレックス議員からの質問。この国会で経済対策を打ち出さないのはどうしてか問われた総理は、「ご審議をいただいた令和7年度予算を執行中」「何もしていないという決めつけ・印象操作は国会審議を冒涜するもの」など答弁。
維新が掲げている物価高騰・米国関税対策について、維新・斎藤アレックス議員からの質問。自民党・公明党が対策に消極的と指摘された総理は、「減税による影響を懸念する声も上がっている それにどう答えていくかを議論していきたい」「減税などは必ず行うが その手法について与野党で一致点を見出していきたい」など答弁。
維新・自民・公明で協議を進めている教育無償化について、維新・斎藤アレックス議員からの質問。総理は「骨太方針2025の策定までに大枠を示す」「3党合意は非常に重要」など答弁。大学改革について、政権の圧力を受けて転籍を余儀なくされている米国などの優秀な学者に日本に来てもらう案を提案されると、総理は「世界トップレベルの研究拠点の整備を通じて取り組みを進めていきたい」「研究力強化には5年間で1500億円規模の支援を行う」「政府一体で海外の優れた人材を招聘する」など答弁。