グッド!モーニング もっと知りたい!NEWS
トランプ大統領はドル安が望ましいと繰り返してきた。これまで側近からもドル安を後押しする発言が飛び出した。アメリカのベッセント財務長官は「日本はインフレ対応で出遅れていると思う。日本銀行は利上げを行うことになるしインフレの問題を抑え込む必要がある」などコメント。ベッセント財務長官は時期については明らかにしなかったが、日銀の植田総裁に対して利上げしてインフレ対応する必要があると主張。他国の金融政策に踏み込む異例の発言。FRBの政策金利については1.5%~1.75%低くするべきだと述べたベッセント財務長官。為替相場は一時1円以上円高が進み3週間ぶりの高値に。日経平均はおとといまで6日連続で上昇し史上最高値をつけていたがきのうは600円以上値下げ。日経平均が大きく値を下げる中、堅実な動きを見せたのは銀行銘柄。利上げ観測を受けて3メガバンクは軒並み上昇した。ベッセント財務長官の発言について専門家ソニーFG・渡辺氏は「トランプ大統領に対する忖度という面が強い。ドル安に持っていきたい意図があったのではないか。日米の金利差の観点からいうと円高進行するにしてもその幅は大きなものにはならないのではないか」などコメント。今後はトランプ大統領の思惑どおりに円高ドル安に向かっていくのか。