モーサテ プロの眼
森田さんは「日銀の政策運営は、かなり幅広い変更があったように思います。注意したいのは個々を見ると市場予想通りですが、全体の持つ意味です。いわゆるフォワードガイダンスを示すものがなくなったことが重要だと思います。金融政策を消化していくマーケットでは、一段と物価指標を丁寧に見ていく必要があり、一つ一つ考えていかなくてはいけないです。今後のCPIの見通しでは、2025年の半ばまで、2%を超えて推移していく可能性が高いと見ています。そして、2025年は政策は据え置きとなり、追加利上げはないと思います。そして、円高ドル安の推移が見込まれています」などと話した。