ワールドビジネスサテライト (ニュース)
日銀が金融政策決定会合の結果を発表。政策金利を0.25%で据え置くことを決めた。日銀・植田総裁は引き続き、慎重に利上げの時期を探っていく方針を強調した。市場では今年12月や来年1月にも追加の利上げに踏み切るとの見方がある中、先行きには不透明感も。連立与党の公明党では、今日落選した石井代表が辞任を表明。そして、与党が過半数割れで経済対策や法案の成立が難しくなる中自民党は躍進した国民民主党と接触。多数派の形成を目指し模索を続けるなど不安定な状態。また、米国の大統領選挙は両候補の支持率は僅差で接戦が続いている。日米の政治が先行き不透明となる中、市場からは「追加の利上げは遠のいた」との見方も出てきている。