走る宮殿 お召列車・華麗なる美と歴史 (走る宮殿 お召列車・華麗なる美と歴史)
7号御料車は大正3年に製造され、大正4年の大正大礼で大正天皇が皇居から式典の行われる京都に移動する際に使用された。歴代の御料車の中で最も豪華な車両だとされていて、城や寺社仏閣で格式の高い部屋で使用される折上二重天井や絹織物の装飾が折上げに施されるなど、日本の伝統を重んじた格式高い作りとなっている。また当時最新だった色漆を使った扉など、最新技術を駆使した装飾も施されている。色漆を使った扉の先には御剣璽奉安室があり、これまで天皇のいる御座所にあった御剣璽棚が初めて無くなり御剣璽が独立して保管されることとなった。また同じく大正大礼のために作られた9号御料車には御料理室が設けられ、御料車として初めて作られた食堂車となった。
