2026年1月7日放送 19:30 - 19:57 NHK総合

クローズアップ現代
最近、手書きしてますか? 最新研究が明かす“頭を動かす力”

出演者
桑子真帆 糸井重里 大塚貞男 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

#5085 最近、手書きしてますか?最新研究が明かす“頭を動かす力”
“手書き”してますか?いま再評価されるワケ

スウェーデン政府は読み書きを学ぶための最良の環境は、本・紙・鉛筆という考えを発表。その背景には学力低下への懸念がある。近年、デジタル化の拡充とともに国際的な学力調査の結果が低迷。デジタル化に関連があるのではないかと問題視する声があがったのだ。取材した学校では情報端末を使う機会は残しつつ、手で書く時間を大幅に増やしている。アメリカでも方針転換が始まっている。現在、約半数の州が手書きが必要になる筆記体の授業を義務化している。ロサンゼルス教育局は手書きが読解力を高めるという近年の研究に注目している。

キーワード
ストックホルム(スウェーデン)マーゲルングス基礎学校ミレニアルテックミドルスクールロサンゼルス郡ロサンゼルス(アメリカ)ロッタ・エドホルム国立公文書館経済協力開発機構

糸井重里さんと大塚貞男さんをスタジオに迎えた。手書きは脳にさまざまな刺激を与えることが分かっている。指先や手の動きの運動・紙の感触や筆圧の触覚・文字の形や配置の視覚・音韻やペンを走らせる音の聴覚・リズムや間の時間感覚が同時に働く。これらを脳で統合的に処理することをマルチモーダルと呼ぶ。この統合が脳を活性化させるという。

デジタル化進む教育現場 手書き減少で何が…

現在、日本の学校では手書きをする時間は減少傾向にある。取材した学校では学習用の生成AIも活用させている。その分、手書きの時間を確保しづらくなった。去年から週1回、手書きの授業を新設した。一方、書道教室では入会希望者が急増。生徒数が10年前の2.5倍になった。文字を上手く書けないことを心配した親が子どもを連れてくるケースが目立つという。

キーワード
葛飾区立東金町小学校高田馬場(東京)
“手書き”してますか?いま再評価されるワケ

「スマホを指で入力」「タブレットにペンで入力」「手帳に手書き」。MRIで脳の活動を分析したところ、記憶面で「手帳に手書き」が有利であることを突き止めた。内容を思い出すための手がかりが多いからだという。

キーワード
東京大学
“手書き”で人生充実!その秘密は…〇〇

仕事帰りの会社員たちが黙々とペンを綴っている。ジャーナリングという習慣を身に付ける目的で集まっていた。ジャーナリングで使うのは紙とペンだけ。心に浮かんだ考えや感情をそのまま書き出していく。言葉を紡ぎながら思考を整理することが目的。ポイントは手書きならではの遅さ。タイピングと比べて文字を書くにも言葉を選ぶにも自然と時間がかかる。その余白がじっくりと考えることを促す。ジャーナリングを行ってきたことで自己理解が深まったという人も。

デジタル全盛の時代に“手書き”をする意味

“手書き”をする意味について、大塚貞男さんは「人間らしさ」、糸井重里さんは「わたしの声」と答えた。

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