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高市首相が就任後初の所信表明演説を行った。演説の中の世界の真ん中という文言は安倍元首相もよく口にしていた。高市内閣が最優先で取り組むとしたのが物価高対策で、ガソリン税の暫定税率廃止が実現すれば1リットルあたり25.1円安くなる。これを今臨時国会で成立を目指すとした。また冬の電気・ガス料金支援を発表、また年収の壁は現在103万円から160万円に引き上げられているが更なる引き揚げは真摯に議論を進めるとしている。一方で実施しないと明言したのが石破政権が掲げていた1人2万円の現金給付。また今回の演説で触れられなかったことは、日本維新の会と連立を組んだ際に合意を交わしていた消費税減税について。2年間食料品の消費税をゼロにすることを視野に検討するとしていたが、昨日維新の藤田共同代表はラジオ番組で、事実上の先送りになった、この短い期間で自民党内を全部まとめるのはかなり厳しいと発言した。また高市首相の、政権の基本方針と矛盾しない限り各党からの政策提案をお受けしとの発言について公明党の斉藤代表は、ものすごく危ういものを感じた、違う角度から質問しても議論しない、これは独裁ではないでしょうかと語った。立憲民主党の野田代表は、現時点では即効性のある物価高対策はない、先送りと後退の所信表明演説だったと語った。
