- 出演者
- 上村彩子 喜入友浩
オープニング映像。
高市総理による初めての所信表明演説。まず訴えたのは、自らの決意だった。演説では、随所に高市カラーもにじませ、外国人政策では「政府として毅然と対応する」と述べ、外交安全保障ではトランプ大統領が同盟国に安全保障の負担増を求める中高市総理は、防衛費と関連経費について対GDP比2%に引き上げる政府目標を前倒しして実施する方針も表明した。立憲民主党の野田代表は「中道階改革の路線からチェックしていく」と述べた。少数与党で、どのように政策を実現していくのか、高市総理は「各党からの政策提案に対し柔軟に真摯に議論する」と述べたが、この姿勢にかつてのパートナーの公明党からは「政権の方針と矛盾があれば議論しないと読める」と指摘された。来月には、高市総理の所信表明演説に対する各党の代表質問が行われる。
高市総理が最優先で取り組むことは物価高への対応。高市総理が打ち出した物価高対策。ガソリン減税のほか寒さが厳しい冬の期間電気ガス料金を支援、いわゆる年収の壁の引き上げに向けた議論を進めるなど取り組む政策を打ち出した。一方、自民党が参院選の公約に挙げた国民一律2万円の給付は実施しないと明言した。経済対策が打ち出される中配布が検討されているのが「おこめ券」だ。この活用を提案したのは鈴木農水大臣。小泉前大臣が進めた備蓄米の放出を痛烈に批判していた。その代わりにおこめ券などで消費者の負担を和らげたうえで、農家が経営を続けることができる米価格になるよう支援する考えを示している。スーパーで販売される米5kg当たりの平均価格は、4251円と7週連続で4000円台。おこめ券について都内のスーパー「アキダイ」で聞いてみると「一時しのぎではなく、恒久的に考えたら安くしてもらったほうがいい」という声も上がっていた。また、この店では現在流通している、おこめ券は取り扱いをしていないため秋葉弘道社長は「取り扱える仕組みを作ってほしい」と訴えた。
今年5月、自宅で91歳の母親の首を絞めて殺害したとして逮捕された男性。調べに対し「母親に対しては殺意があったとか憎い気持ちはなく日々の生活で口にした「死にたい」「殺して」そういう言葉が自分は苦しかった」と供述している。2人の間に、何があったのだろうか。事件現場となった都内の自宅で取材に応じた男性。27年前に父親が他界し、母親と2人で暮らしていた。母親は、足腰が悪く2017年ごろから介護が必要となりここ数年は、歩くこともできない状態だった。きょうだいも、頼れる親戚もいなかった男性は仕事を辞め母親の生活と介護の全てを1人で担っていた。おむつの交換は数時間おきに必要で眠れたのは一日に2時間程度。それでも、男性は献身的に介護を続けた。しかし、母親は体が不自由になるにつれ「死にたい」「殺して」と繰り返すようになった。母親を励まし続けた男性だが何度も繰り替えされた「死にたい」という言葉は徐々に男性の心をむしばんでいった。ある日の午後、男性が買い物から帰宅すると母親は転倒し、床に倒れていた。そのままマットの上で寝ていた母親。いつものように、夜中に目を覚まし男性に「殺して」と迫った。その場はやり過ごするが、朝方、再び母親が目を覚ました。母親を残して、逃げ出すことも考えた。最後に母親は「犯罪者になってしまうから、経緯はちゃんと言うんだよ」と言われた男性は「本当にいいの?」と聞くと「もうこれでいい」と答えたという。母親を殺害した男性は自らも命を絶とうとした時、亡き父の声が聞こえたという。男性は110番通報し、自首したという。
介護を巡る殺人事件が後を絶たない。2023年までの10年間で全国で少なくとも424件あり、死者は432人に上る。男性は事件前、福祉サービスを受けようと何度も自治体に相談していたが支援には至らなかった。母親自身が支援を拒否したのがその理由だ。日本福祉大学の湯原悦子教授はこうしたケースは珍しくなく行政が危険に気づくのは困難だと話す。湯原教授は、介護をされる側だけでなく介護をする側への支援制度の充実が必要だと指摘する。嘱託殺人の罪で起訴された男性は7月、懲役2年半、執行猶予4年の判決を言い渡された。それは8年にわたる孤独な介護生活に寄り添うものだった。事件から3か月後の8月。殺害した母の葬儀が執り行われた。参列したのは男性ただ一人。今でも、あの日のことを思い出さない日はないが。罪を背負って生きていくと決めたという。男性は「自分と同じように苦しみ、悩んでいる人が、一歩踏みとどまるようなきっかけになるように」と今回の取材に応じたという。介護を受ける人へのサポートは大前提だが、それを支える、介護をする人が助けを求められる、そんな仕組みがあったら結果は変わっていたかもしれない。介護をする人が仕事や家庭とバランスをとりながら支えることができるような、そんな支援体制を継続的に実施するということが少子高齢化が加速する今より一層求められている。
退職代行サービスモームリの運営会社が》モームリの運営会社が退職代行のスキームを変更するという趣旨の社内会議の音声を入手した。
港区のアメリカ大使館近くで両手に刃物を持った男が暴れ現行犯逮捕された。警視庁によると機動隊員が不審な動きをしていた30代くらいの男に職務質問したところ男はリュックから包丁と果物ナイフを取り出し両手に持って、隊員に向けたという。取り押さえようとした際に、男が暴れ機動隊員が右足首当たりを切るケガをした。男は取り調べに対し容疑を認めている。
木原官房長官は会見で高市総理から国内外の情報収集や分析といった、インテリジェンス機能の強化に向けた検討を行うよう指示があったと明らかにした。現在、政府内には情報活動を行う機関として内閣情報調査室などがあるがこれを格上げし、国家情報局を創設することを念頭に置いている。国家情報局が、インテリジェンス活動の司令塔機能を担うことで政府は国益を脅かす外国勢力の活動への対処力を向上させたい考えだ。
ワールドシリーズ開幕前日。グラウンドではドジャースの選手たちが練習を行っている。ワールドシリーズ連覇を狙うドジャースは第2戦に山本由伸が先発予定。佐々木朗希は、リリーフでの登板に備える。大谷翔平はふだんとは違うグラウンドでのフリーバッティングを行った。慣れないブルージェイズの本拠地で快音を響かせた。
日本シリーズ初戦の先発投手が発表された。ソフトバンクは有原航平、阪神は村上頌樹投手。共にリーグ最多勝の投げ合いになる。
歓喜の一日から一夜。ドラフト会議で選ばれた選手に各球団による指名挨拶が行われた。阪神・藤川監督が引き当てた大学ナンバーワンスラッガー、創価大の立石正広はプロでの目標について聞かれ「毎年打撃タイトル争いに絡める選手になれれば」と話していた。一方、高校ナンバーワンピッチャー。健大高崎の石垣元気は交渉権獲得のロッテへ、佐々木朗希がつけていた17番を希望したと明かした。
9000人が詰めかけ、チケット完売したSVリーグ男子の開幕戦。西田有志擁する大阪ブルテオンと高橋藍擁する初代王者サントリーサンバーズ大阪が激突。大阪ブルテオンが開幕戦に勝利した。
来年に迫ったオリンピックのヒロイン候補が輝いた。去年ワールドカップで初勝利し急成長中の吉田綾乃は女子500mの北京オリンピック銀メダリスト高木美帆と激突。最終コーナーに突入すると更に差を広げ、大会連覇を達成。来年のオリンピックへ弾みをつけた。
高市総理は今夜、イギリスやフランシュが主催し、ゼレンスキー大統領も出席したウクライナ支援有志連合のオンライン首脳会議に初参加した。また高市総理は国際社会と連携したウクライナ支援対ロシア制裁を引き続き推進すると訴えた。
「THE TIME,」の番組宣伝。
全国の気象情報を伝えた。
エンディングの挨拶。
有田哲平とコスられない街の番組宣伝。
