「トランプ関税」を巡るアメリカと中国の初めての直接協議は11日までの2日間スイス・ジュネーブで行われ、アメリカからはベッセント財務長官とグリア通商代表、中国からは何立峰副首相が参加した。ベッセント財務長官は報道陣に「実質的な進展があった」と話し、”詳細な説明は12日に行う”としている。グリア通商代表は中国との相違点は大きくないとした上で、「中国との間の取引は国家緊急事態の解決に役立つと確信している」と強調した。一方で中国国営メディアによると、今回の協議で両国は経済・貿易について協議する枠組みを設けることで一致、12日に共同声明を発表する予定だという。

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