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スーパーフォーミュラ第2戦トップでチェッカーを受けた瞬間感情を爆発させたドライバーがいた。牧野任祐、27歳。スーパーフォーミュラに参戦して6年目でついにつかんだ栄光だった。そしてもう1人。牧野のマシンに追い付いてこん身の祝福を送ったのは去年の最終戦、ルーキーイヤーで初優勝を果たした25歳、太田格之進。牧野と太田2人は同じドコモチームダンディライアンのチームメート。年齢は2つ違い。同じ関西出身。実は2人の出会いは幼少期までさかのぼる。幼いころに出会った2人が20数年のときを経て国内最高峰のスーパーフォーミュラで同じチームに。さらに2人ともその表彰台の頂点に立つところまでたどり着いた。まさに2人は互いを高めあう最高の相棒同士。そして同時に、コース上ではライバルでもある。今年の開幕戦ではチームメート同士で一触即発の激しいバトルを見せた。第3戦を終えドライバーランキングで牧野が3位太田は7位。さらにチームランキングは2位。今シーズン2人が見据えるのはもちろん。最高の相棒であり最強のライバル。その切磋琢磨がきっとチームを2人を頂点に近づける。