大下容子ワイド!スクランブル NEWSドリル
国別の観光地の魅力を競うランキングで1位となったこともある世界有数の観光大国・日本。現在は鎌倉や京都といった有名観光地だけでなく、SNSなどの情報を頼りに様々な観光スポットが外国人観光客に人気となっている。そうした中、問題となっているのがオーバーツーリズム。山梨・富士吉田市にある商店街。観光客の目当ては商店街にそびえる富士山。レトロな街並みと富士山を一緒に撮影できるとしてSNSで人気が沸騰、多い日では1日に5000人程の観光客が訪れることも。観光客で街がにぎわいを見せる一方で、より良い写真を撮影しようとして危険な場面が見られることもある。警備員に誘導されてもすぐには移動しない観光客。観光客の迷惑行為は道路上だけではない。商店街にある薬局では、店舗の隣の駐車場に無断で止めてどこかに写真を撮りに行ったりということがあるという。こうした状況を受け、市も対策に乗り出している。撮影スポットの近くにトイレ付きの駐車場を整備。観光案内所では観光客が撮影スポットに集中しないよう、様々な場所を案内。また、街全体がインバウンドによる恩恵を受けられるよう飲食店などの紹介も行っている。