未来の教室 制服・授業…生徒主導でルールづくり

2024年12月18日放送 23:35 - 23:40 日本テレビ
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近年、生徒が主導となって校則やルールを作る取り組みが行われている。大阪にある泉大津市立小津中学校を取材した。公立の中学校だがおよそ4年前から生徒が中心となった学校づくりが進められ、自由な校風になっている。まず取り組んだものの1つが制服の変更だった。これまでは学ランとセーラー服だったが生徒たちが決めたのはユニクロの製品を採用すること。ユニセックスなデザインが多く手軽に手に入りいつでも洗えるものにしたいと話し合われた。ブレザーなどの標準服はあるが生徒の意思で自由に組み合わせられるようになっている。このように生徒が主体となり校則を見直す取り組みはルールメイキングと呼ばれNPO法人カタリバによると全国430以上の学校に広がっている。ルールを自分たちで作ることで学校にも変化があり、先生と生徒の対立がほとんどがなくなったという。自分たちで学びたいプロジェクトを立ち上げおよそ1年かけて取り組むという授業を実施。今年度は地球に優しい無農薬野菜など社会にとっても価値のあることにつながる37のプロジェクトが立ち上がった。ヒップホップを広めるプロジェクトの1つとして、ラップバトルも行われている。取材当日、1年かけて学んだプロジェクトの成果発表会が行われていた。このグループはウクライナの子供たちを笑顔にするためのゲームを制作。ゲームの中は国旗やヒマワリなどでウクライナを感じられるよう工夫した。実際にウクライナの子供たちに遊んでもらうことも実現した。大達教員は、自分たちが作っていけるという手応えが、自分たちで社会を変えていこうという力につながっていく、それが大きな価値などと話した。


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