首都圏ニュース845 (ニュース)
東京都は首都圏の海の玄関口として国内で最も多くのコンテナを取り扱う東京港の機能を強化するため、大規模にリニューアルする方針で、きょう現地で説明会を開いた。計画では大井コンテナふ頭に隣接する用地を取得し、2035年度の完成を目指して再整備を行い、新しい施設ではAIなどの最先端技術を活用して作業の自動化や効率化なども進める。東京港のおととしの貿易額は約23兆円に上るが、年々貨物の量が増えてコンテナの保管スペースなどが不足している。都は年間約10兆円の経済波及効果が期待できるとしている。東京都港湾局・小野澤太一振興課長は「日本経済を支える国民瀬カツを支える重要な社会インフラと考えている」と述べた。