列島ニュース (長野局 昼のニュース)
1994年6月27日の夜に発生した松本サリン事件では、松本市の住宅街で猛毒のサリンが撒かれて8人が死亡、140人以上が被害を受けた。事件は当時行われていた、オウム真理教の施設に関連する裁判を妨害する目的で教団元代表の麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の指示で実行され、裁判所職員宿舎が狙われた。きょうで事件から31年となり、現場近くの公園には地元町会の人たちが献花台を設置。献花台は去年から町会が設置を始め、訪れた人たちが手を合わせて犠牲者を悼んでいた。献花台はあす朝まで設置される予定だ。