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ロトスコープとは、実写の映像を撮影しそれをガイドにアニメにしていくという手法。「化け猫あんずちゃん」では、まず実写を担当する山下敦弘監督が俳優の演技シーンを撮影。体の動きや声を生かしながら久野監督がアニメに描き起こしていった。その期間、およそ1年半。なお、「化け猫あんずちゃん」は、カンヌ国際映画祭だけでなく、世界最大のアニメーション映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭への出品も決まっている。イラストレーターや漫画家としてさまざまな作品を発表してきた久野監督は「もっといろんなアニメーションが世の中にあってほしい」などと話した。