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化学テロを想定した訓練が栃木県大田原市の水族館で行われた。これは大田原市の水族館、栃木県なかがわ水遊園で行われ、警察や消防、水族館の職員などおよそ60人が参加した。訓練は水族館の展示スペースに置かれたペットボトルから有毒ガスが発生し来園客などが体調不良を訴えたという想定で始まった。初めに水族館の職員が消防に通報し、館内放送を使って来園客役の人たちに施設の外へ避難するよう呼びかけていた。このあと防護服を着た消防隊員が動けなくなった人を救助していた。また警察は発生したガスの成分を分析したうえでペットボトルを回収する手順を確認していた。