核兵器廃絶願い被爆者が体験語る

2024年6月5日放送 18:39 - 18:41 NHK総合
首都圏ネットワーク (ニュース)

核兵器の廃絶に向けて被爆者どうしが体験を語る対談会が川崎市で開かれた。市民グループが開いた対談会にはいずれも長崎市で被爆し現在は川崎市で暮らす松本正と日本被団協日本原水爆被害者団体協議会の事務局次長の和田征子が参加した。初めに松本は14歳のころ、爆心地から2.8キロの地点で被爆したときの状況について説明した。そして逃げる途中で見た焼け死んでいく人々の姿など市内の惨状が心に深い傷として残ったと語った。このあと2人が対談し松本が「体験を語ることが年齢的にも精神的にも限界に来ている。若い人に引き継ぎたい」と話すと和田は「被爆者は80年も頑張ってきたので核兵器廃絶に向けて諦めるわけにはいかない」と応えていた。


キーワード
日本原水爆被害者団体協議会長崎市(長崎)高津区(神奈川)松本正和田征子

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