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福島第一原発2号機では、事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混ざり合った核燃料デブリの試験的な取り出し作業がことし9月から行われていて、10月30日に格納容器の内部に入れた装置で5ミリ程度の大きさのデブリをつかみ、11月2日には、格納容器の外に出していた。東京電力は放射線量を測定した結果、表面から20センチの距離で1時間当たりおよそ0.2ミリシーベルトと、作業員の被ばくを抑えるために設けた24ミリシーベルトという取り出しの基準を大きく下回っていたと明らかにした。6日からデブリを運搬用の容器に移す作業を行い、7日以降に取り出しが完了する見通しを示した。