ZIP! TOP NEWS 解説
きょうも西日本を中心に梅雨空が続く見込みで、夕方には九州で雨が降り出す見込み。あすも西日本は雨、関東の雨は夕方頃からの見込み。その後東北方面まで雨雲が広がる。来週月曜日以降は35℃以上の猛暑日、群馬県の館林・伊勢崎では40℃の予想も。撮影などで外にいる歳の対策について聞くと広瀬さんは「日陰に行くとか、水分補給とか。でも撮影中は確実に外に出ないといけないので、命がけでやっているときもある」などと話した。きのう気象庁は1か月予報を発表。平均気温は各地で「高い」と出ている。降水量は東日本・西日本で少ない予報。東京の2週間の天気を表示。梅雨に入っているものの、土日が雨の予報以降は晴れのマークが続く。
今年の梅雨入りは、九州南部で平年より14日早く、関東甲信は平年より3日遅かった。梅雨明けは平年だと7月19日ごろ。関東甲信では統計を開始してから最も梅雨明けが早かったのは2018年で6月29日。6月中に梅雨明けとなったのはこの時が唯一。梅雨明けが早すぎたことにより各地で異変が起こった。1つ目は記録的な暑さ。埼玉・熊谷では41.1℃を観測し、最高気温の歴代全国1位更新。新潟・中条では40.8℃を観測し、北陸地方初の40℃超えとなった。さらに深刻な水不足も。福島県・新宮川ダムでは地面の土が乾き切り、ダムの底が見え貯水率が0%となる異例の状態も。関東では栃木県・茨城県の一部に水を供給している鬼怒川上流のダムで貯水量が減少し、取水制限も行われた。また、猛暑の影響で夏野菜が3~5割高騰。茨城県の牧場では約60頭全ての乳牛が夏バテし、食欲減退、1日あたりの搾乳量が10%以上落ちたという。この年7月の生乳の生産量が前年比約4%ダウンしたという。