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東京・台東区の上野アメ横商店街は年末年始に向けて多くの買い物客で賑わっている。鮮魚店には次から次へとカニなどを買うお客さんの姿があった。クリスマスにお正月と年末年始に向けた買い物で出費がかさむ12月。2人以上の世帯の1か月の食費を見ると12月は9万9523円と、11月に比べて1万8000円高く食費がかかるというデータもある。さらに長引く物価高で家計は厳しくなる一方。
年末年始に少しでも食材を安く買うことができる買い時はいつなのか、その時期をお店などに聞いた。年末年始の定番食材・ズワイガニは今年は豊漁で例年より安め。買い時は今が一番安いという。年末にかけ需要が高まるため、今後はさらに値段が上がる可能性もある。他のお店にも聞いたところ買い時は26日まで。26日を過ぎると約2〜3割値段が上がる可能性が高い。縁起の良い伊勢えびはスーパーでいつが買い時を聞いてみれば……答えは「今」だという。年末需要で伊勢えびが少なくなるため、年末は約2割高値になる。お雑煮などに使う野菜は年末に値上がりする傾向の強い三大野菜は三つ葉、しいたけ、ほうれん草。節約アドバイザー・丸山晴美さんによると、野菜は20日までが買い時。それ以降は年末年始に向け高値になる店が多い。お肉は豚こまなどお手頃価格が買い時。年末に向け店内がクリスマスやお正月仕様になるところが多く、お手頃なお肉の売り場は縮小され買えなくなる可能性があるため、20日までに買うのがおすすめ。すでに年末年始用の食材を買い始めているという主婦に自宅の冷蔵庫を見せてもらった。