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きょう、東京では10日連続の真夏日となった。天気が急変し、強い雨に見舞われた地域もあった。不安定な天気の中、9月も続く強い日ざし。今、注意が必要なのが秋の日差しによる目の日焼けともいわれる不調。大手眼鏡チェーンでは紫外線を浴びると色がつき、サングラスの役割を果たすレンズの売り上げが前年比1.4倍になっている。きょう、都内の眼科にも目の不調を訴える患者。注意すべきは今の時期。だんのうえ眼科・檀之上和彦理事長は、秋だからこそ紫外線が目に入りやすい、若い方でも紫外線を強く浴びている人は白内障になりやすい、と説明した。原因は真夏と比べた時の太陽の位置の変化。医師によると高い位置にある夏と比べ、低い角度から日ざしを浴びるため、この時期は紫外線が目に入りやすくなる。対策はサングラス、つばの長い帽子。長時間外にいた場合は目を冷やすことも効果的だという。
日差しが照りつけ残暑となる中、注意が必要なのが天気の急変。ことしは特に多い印象のゲリラ雷雨。独自の雷観測を行う会社(フランクリンジャパン)によるとことし8月は全国の中でも特に関東で落雷が多く、きのう1日で観測された関東の雷の回数はおよそ650回。最も多かったのは栃木県で、4時間で550回。日本の夏は今、地球温暖化により東南アジア化・亜熱帯化をしていて、全国的にゲリラ雷雨が起きやすくなっている。ことし8月は関東の平野部でも積乱雲が発達しやすい状況。ことしは東京や埼玉、千葉、茨城といった関東で雷が例年より多く発生したとみられている。台風13号はこのあと発達しながら北西方向に進み、あしたの夕方ごろ、奄美地方に最も接近する見込み。湿った空気の影響で西日本は3連休も激しい雨となる場所もあり、注意が必要。