大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
新たな大統領の誕生は世界情勢にどのような影響を及ぼすのだろうか。池上彰のスタジオ解説。ウクライナ情勢について、バイデン大統領も副大統領のハリス氏もウクライナへの軍事支援は継続するとしている。一方、トランプ氏は自分が大統領になれば24時間以内に戦闘を終結できる。恐らくウクライナへの支援を全部やめるという形で、結果的にロシアに降伏をしろと圧力をかけるのではないか。今、議会でウクライナへの支援というのはあくまで融資という形で共和党の支持も得て支援が決まった。ハリス氏は融資と言ったけど全部あげますよ、となるんじゃないか。トランプ氏になったらこれまでの支援を全部返せとウクライナに圧力をかけるのではないかと言われている。中東問題は、ハリス氏はイスラエル支持の路線を継承している。トランプ氏はイスラエルを強力に支持するとしている。北朝鮮に関しては、ハリス氏は独裁者にはすり寄らないとしているが、トランプ氏は金総書記とうまくやれると言っている状態。中国に関しては、どちらになっても中国には強硬な態度を取るだろう。ハリス氏は強硬姿勢を取りつつもしかし、対話も重視す。対して、トランプ氏は中国からの輸入品には60%の高い関税をかけるとしていて、米中の経済対立というのは更に激化するというその可能性がある。