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思い出の町並みが消える?岐路に立つ文化財。文化財が消える。文化財を残す。文化財を思う。文化財とは、我が国の長い歴史の中で生まれはぐくまれ、今日まで守り伝えられてきた貴重な国民的財産。有形文化財、無形文化財、民俗文化財などがある。1950年には文化財保護法が聖帝絵され、修理、防災、伝承者養成などの費用の一部に補助金が支給されるなど、国民的な財産を守ろうとしてきた。有形文化財(建造物)で、国が守るべきと判断し指定したものには重要文化財、国宝がある。所有者が自ら申請して登録したものを登録有形文化財という。国宝には清水寺本堂、姫路城大天守などがある。重要文化財には道後温泉本館、日本橋などがある。登録有形文化財には大阪城天守閣、東京タワーなどがある。国宝と重要文化財の補助率は最大85%なのに対し、登録有形文化財の補助率は原則50%。解体などされた登録有形文化財(建造物)はどんどん多くなっている。所有者は「高額な修理費用を賄えない。老朽化で安全を確保できない。高齢化で後継ぎがいない」と話す。