DayDay. ナゼ?ナゼ?
「2024年問題」から3カ月。様々なところに影響が出ていた。変化は宅配ドライバーにも。アマゾンの荷物を配達する方を取材。この方は会社に所属せず下請けの運送会社と契約する個人ドライバーだ。118個の荷物を午前便としておよそ6時間で配達するという。4月からドライバーの残業時間を1カ月でおよそ80時間までとする働き方改革が始まっている。トラックドライバーは大きく、大手運送会社に所属する社員、その下請け会社の社員、そして下請け会社と契約する個人ドライバーに分けられる。この方は給料は配達件数にかかわらず日当およそ2万円。アマゾンが開発した配達ドライバー専用アプリがあり運ぶルートと順番が示されそれに従って配達している。単純計算で1個3分で配る必要がある過酷な労働。アマゾンが委託している下請け会社が作成したとみられる文書によると、ドライバーの権利が記された欄を見ると始業、終業時間の指示はない。時間的拘束を受けない。拘束時間が決められている配達ドライバーの働き方とは異なる。取材に対しアマゾンはデリバリーサービスパートナーに対して安全な働く環境を整えること関連法規やアマゾンの基準を遵守することを求めていると回答した。