Nスタ 気になる!3コマニュース
きょう可決された渋谷区の条例では、ポイ捨てをした通行者に対し2000円の過料を科すほか、渋谷駅などの周辺でテイクアウトなどを伴う店に対しゴミ箱の設置を義務付ける。来年4月に施行され、過料は6月から。渋谷区でポイ捨てされたごみの店舗業態は、判明した中で、コンビニが62.7%、カフェが12%だったという。コンビニの大半にはゴミ箱が設置されている。飲食店のゴミ箱の設置率は、約68%となっている。現在ゴミ箱を設置していないタピオカ店「幸福堂」は、他店のごみなどが捨てられるため設置していないという。ゴミを分別して捨ててくれるかが不安だという。渋谷区長は、区が管理するゴミ箱を新たに設置する考えはないとしていて、店ごとに設置することになる。池澤は、民間ではなく、区が設置するべき、海外と比べても、日本はゴミ箱が少ない、過料を徴収するための人件費などを考えると、区がゴミ箱を設置したほうが早いのではないかなどと話した。大分県由布市でも、ポイ捨てなどの防止に関する条例を設けている。市としてゴミ箱を増設し、重点地域の飲食店には市が無償で提供し、回収費は事業者負担としている。重点地域の公園には、市がゴミ箱を新たに設置している。池澤は、由布市は、みんなで街をきれいに守ろうという伝統的な流れがある、渋谷区にある店とは事情が違うなどと話した。
