首都圏ネットワーク (ニュース)
成田空港では航空機の発着回数を現在のおよそ1.7倍の年間50万回に増やすため滑走路の延伸などを計画している。具体的にはB滑走路を2500メートルから3500メートルに延伸するとともに3500メートルの新たなC滑走路を新設する計画で2029年3月末の完成を目指している。滑走路本体の工事はまだ始まっていないが用地内の道路を地下トンネルにするなどの準備工事が進められている。成田空港会社の田村明比古社長が国土交通省を訪れ中野国土交通大臣に工事の進捗状況を報告した。田村社長はこの中で滑走路などの用地の8割余りが確保でき滑走路本体の本格的な工事が来月から始まる見通しとなったことを報告したということだ。また中野大臣からは今年度末を目標に必要な用地の確保などを加速するよう指示があったという。