- 出演者
- 船木正人 一橋忠之 後藤佑太郎 安藤結衣 黒田菜月
アメリカのトランプ政権による一連の関税措置を受けて中小企業が多く立地する川崎市はきょう、資金繰りなどについての相談を受け付ける特別経営相談窓口を設置した。トランプ大統領は関税率や非関税障壁を踏まえた相互関税として日本に24%の関税を課すと発表するとともにアメリカに輸入される自動車に25%の追加関税を課す措置を発動した。川崎市は製造業など4万社余りの中小企業が立地していて一連の関税措置で各社に影響が及ぶおそれもあることから企業からの相談を受け付ける特別経営相談窓口を設置した。窓口では融資や信用保証などの制度や支援策について情報提供を行うほか金融機関や商工会議所などを案内する。
銀座のビルの屋上部分を走るKK線と呼ばれる自動車専用の道路があす、廃止され今後、歩行者専用の空間に再整備される。東京高速道路、通称KK線は1966年に全面的に開設された東京銀座とその周辺のビルの屋上部分を走るおよそ2キロの自動車専用の道路で首都高速道路につながっている。このエリアでは2030年代には地下に首都高速道路を新設する計画がありこれを進めるためKK線はあす午後8時に廃止される。KK線の土地を所有する都などは高架の跡地を再開発したアメリカ・ニューヨークのハイラインを参考に2040年代までに順次、歩行者専用の空間に転換し新たな観光拠点にしたい考えだ。また神田橋ジャンクションと西銀座ジャンクションを結ぶ首都高速道路の八重洲線も地下化の工事のためあす午後8時から2035年度まで全線通行止めとなる。
成田空港では航空機の発着回数を現在のおよそ1.7倍の年間50万回に増やすため滑走路の延伸などを計画している。具体的にはB滑走路を2500メートルから3500メートルに延伸するとともに3500メートルの新たなC滑走路を新設する計画で2029年3月末の完成を目指している。滑走路本体の工事はまだ始まっていないが用地内の道路を地下トンネルにするなどの準備工事が進められている。成田空港会社の田村明比古社長が国土交通省を訪れ中野国土交通大臣に工事の進捗状況を報告した。田村社長はこの中で滑走路などの用地の8割余りが確保でき滑走路本体の本格的な工事が来月から始まる見通しとなったことを報告したということだ。また中野大臣からは今年度末を目標に必要な用地の確保などを加速するよう指示があったという。
視聴者から投稿された「#わたしのいちオシ」を紹介。
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関東の気象情報が伝えられた。
小田急線で新宿から40分ほどの場所にある川崎市麻生区と東京の多摩市にまたがるこのハイキングルートで春を探す旅を行った。小田急多摩線はるひ野駅で今回の案内人である神奈川県内の自然を熟知しガイドなども務める内野ミドリさんと待ち合わせ。早速見えてきたのは見頃を迎えた早咲きの桜。こちらさくらの広場と呼ばれていてさまざまな種類の桜が見られるスポットなのだ。エドヒガンのほかにもこの広場ではオオシマザクラやヤマザクラなどさまざまな種類の桜を楽しめた。また、この日は天候にも恵まれたので多くの人が桜を見に訪れていた。さくらの広場を後にしてやって来たのは多摩よこやまの道。古くから人々が往来してきたというこの道ではたくさんの植物を発見した。いろいろ出会ったがその道中、作業をしている人たちを発見。彼らは地元のグリーンボランティアの皆さん。自治体と連携して倒れる危険のある枯れ木の除去や草刈りなどを定期的に行っている。シイタケの栽培方法を地元の小学生に教えてもいるという。よこやまの道を1キロほど歩いた先には街一帯を見渡せる高台に出た。残念ながらこの日は見られなかっただが運がよければこのように丹沢山地や富士山も見られるそう。休憩時間に内野さんお手製のよもぎ餅を頂く。下りの道を進んでいくと風景が変わってきた。尾根の間に田畑が広がる地域があった。江戸時代から続く農家の元木さん一家が栽培しているのは今が旬のイチゴ。毎年新しいイチゴの品種にチャレンジしているという元木さん。現在この農園では風味が特徴の桃薫という品種や白いイチゴのゆきざくらといった品種9種類もの品種を育てている。5月中旬ごろまでイチゴ狩りを開いていてこれら頂くことができるという。旅の終わりに訪れたのはこの地域の五穀豊じょうを祈願しているという神社。新年度の首都圏ネットワークがみんなに愛される番組になるように祈願した。
今回たびした場所は都心から近く、1時間ほどでまわることができるため気軽に四季を楽しむことができるとのこと。
戦後80年となり被爆者など戦争体験者の高齢化が進む中、当時の記憶を語り継ぐことがますます難しくなっている。こうした中、神奈川県はAI人工知能を活用して貴重な証言を次世代に残していく取り組みを始めた。神奈川県がIT企業と協力して作ったAI語り部というシステム。まず戦争体験者に事前にインタビューして想定される質問に対する回答を撮りためておく。その蓄積した証言映像の中からAIが利用者の質問に合う適切な回答を選び出し自動で画面に流す。このAI語り部に協力したのが横浜市に住む西岡洋さん、93歳。子どものころは長崎市で暮らし13歳のとき爆心地からおよそ3.3キロの場所で被爆した。奇跡的にけがはなかったが当時直面した過酷な現実を子どもたちに語り継いでいる。去年10月に行われたAI語り部の収録で、西岡さんはみずからの戦争体験について記憶のかぎり一つ一つ答えていた。受けた質問は150以上。収録は全体で10時間以上に及んだ。こうして完成した西岡さんの思いが宿ったAI語り部。先月末に地元の小学生に体験してもらう機会が設けられた。西岡さんも会場を訪れその様子を見守った。あまりの惨状に感じる心を失ってしまった被爆直後の自分。これからもずっと戦争の記憶を子どもたちに引き継いでいけるのではないかと西岡さんの期待は膨らんでいる。
安藤アナは、最新技術を活用した取り組みによって会話をするように戦争体験を聞くことができると子どもたちが自分事として捉えるきっかけになるかなと感じたなどと話した。神奈川県は今後、県内の小学校などの平和学習でAI語り部を活用する予定で今年度も新たな戦争体験者の映像を収録することにしている。
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都内午後3時半現在の特殊詐欺電話の発生状況が伝えられた。
ことし2月、群馬県高崎市の30代の女性がSNS上で知り合った外国人をかたる人物から労働者が受け取れる助成金があって私は20万ドルもらった。利用しないともったいないと持ちかけられた。相手の話を信じた女性が電子マネーで手数料を支払って手続きを進めたところ突然、SNSに交通事故の写真が送られてきた。そこにはあなたの助成金の小切手を金庫に入れて運んでいた車が事故を起こした。金庫を開けるための費用を負担してほしいと記されていたという。女性はその後も小切手の届け先を変更する手数料などさまざまな名目で電子マネーで支払いたが小切手は届かず。警察に行ったところ合わせて70万円余りをだまし取られていたことが分かった。多額のお金をもらえるなどと持ちかけ、その際、犯人側はさまざまな名目で支払いを求めてくるが、これはわな。SNSだけでやり取りしている会ったことがない相手の話は安易に信用せず支払いなどをする前に家族や警察に相談。
春の全国交通安全運動があさってから始まるのを前に、さいたま市では人気アイドルグループ、日向坂46の元メンバーで俳優の渡邉美穂さんが浦和西警察署の一日署長を務め交通安全を呼びかけた。去年、自動車の免許を取ったという渡邉さんは運転する前に眠気がないか確認するなど安全運転を心がけていることを話していた。
警察からの要請を受けて事件の捜査などを行う嘱託警察犬の審査会がさいたま市で開かれた。56年にわたって指導を続ける県内で最高齢の訓練士、堀内壽子さんも警察犬と参加し靴下のにおいを嗅いだ犬が地面に残されたにおいを手がかりに犯人が使った割り箸や布を見つけ出した。警察によると埼玉県内で去年1年間、嘱託警察犬への出動要請は142回あったという。
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東京・港区にあるカナダ大使館の図書館から中継。カナダ大使館は身分証を提示しセキュリティーチェックを受ければ一般の方でも館内の施設を見学できる。またカナダの地形を表したガーデンテラスやカナダのアーティスト作品を展示したギャラリー、さらにイベントがあるときにはホールにも入ることができる。アイスホッケーやカーリング、ことしは大阪万博も行われるということでこれまでのカナダパビリオンの様子も展示してある。またカナダを代表する物語、赤毛のアンのコーナーに注目。外交官のオードリーさんは「カナダ人はオープンな国民性なので大使館もオープンに見学できるようになっている。留学情報も充実しているのでぜひ遊びに来てほしい」と呼びかけた。
番組出演者らでお花見をしたそうで、青空と桜が見事だったなどと話した。
関東の気象情報が伝えられた。
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