- 出演者
- 船木正人 一橋忠之 後藤佑太郎 安藤結衣 黒田菜月
オープニング映像。
司会の安藤結衣と一橋忠之によるオープニングの挨拶。
民間の調査会社「帝国データバンク」は4月に値上げされる食品の数を4225品目と発表した。ことしは人件費や物流費の上昇を理由に去年を上回るペースで値上げが続いていて少なくとも夏にかけて値上げラッシュが見込まれるとしている。新宿駅前を歩く街の人に相次ぐ食品値上げについての意見を聞いた。民間の調査会社が国内の主な食品メーカー195社を対象に行った調査によると主な品目の中でこのような調味料が2034品目と最も多くなったという。話を聞いた方の中には天ぷら屋さんで油をまとめ買いしたという方もいたが、調味料に次いで缶ビール、そして缶酎ハイ、コーヒーなどの酒類飲料が1222品目、値上げとなる。さらにハムやソーセージ、冷凍食品などの加工食品が乳製品なども値上げの対象となった。ことしの値上げ、これまでに公表されているものだけでも1万1707品目に上る見通しですでに去年の1年間の9割を超える水準に達しているという。
気象庁によると気圧の谷と上空の寒気の影響で今夜遅くからあすの夕方にかけて関東甲信の山沿いを中心に大雪となり、平地でも積雪となるところがある見込み。あす夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで関東北部の山沿いで20センチ、甲信で15センチ、箱根から多摩地方や秩父地方にかけてで10センチ、関東北部の平地で3センチ、関東南部の平地で1センチと予想されている。東京23区は雨の見込み。気象庁は積雪や路面の凍結による交通への影響、農業用ハウスの倒壊、着雪による停電や倒木に注意するよう呼びかけている。一方、伊豆諸島ではあすの明け方から昼過ぎにかけて雷を伴って激しい雨が降る見込みで土砂災害に十分注意が必要。
近い将来、発生が懸念されている南海トラフ巨大地震の国の被害想定が10年余りぶりに全面的に見直された。最悪の場合、首都圏では津波で6000人以上が死亡し激しい揺れなどで多くの建物が倒壊するおそれがあるとしている。
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- 南海トラフ巨大地震
今回の想定について国は被害を軽減させるために実施すべき具体的な対策も示している。その1つが地震直後の迅速な避難。津波が想定されている自治体ではすでに対策が始まっている。全国有数の観光地、神奈川県鎌倉市は外国人観光客が多く訪れる。新たな被害想定では最大で10メートルの津波が押し寄せるとされている。外国人観光客にも津波避難を呼びかけるために市が沿岸部で試験的に行っている取り組みが行われている。このように英語やピクトグラムを使って津波避難を分かりやすく呼びかける標識を増やすことになった外国人にも分かりやすい表記の海抜の標識。市は新年度からおよそ300か所の標識のデザインを順次変更することにした。津波への備えは全国有数のサーフィンスポットとして知られる千葉県一宮町でも。沿岸部には最大7メートルの津波が到達するとされている。津波警報の発表などを伝える防災行政無線は設置されているものの沿岸部からは離れた場所にある。行政無線をくまなく設置することは財政面で難しい中、町が新年度から導入するのがドローン。津波警報などが発表された場合、自動で飛び立ち、レジャー客が多くいる沿岸部で重点的に飛行する計画。また被害を軽減させるためには耐震化の促進のほかインフラやライフライン強化などに加えさまざまな状況にある人のニーズに対応した被災者の生活環境の確保が必要だとしている。一方、今回の想定では人数は公表されていないが首都圏で懸念されるのが多くの帰宅困難者。東日本大震災では都内だけで352万人に上った。渋谷駅では想定では大規模な地震の際に3万人余りが滞留するとされている。こちらの複合施設では劇場やロビーなどで一時的に受け入れることにしていて新たに収容可能な人数を2000人から2500人に増やした。さらに増える外国人への対応として準備したのがこのシステム。英語のほか、中国語や韓国語の館内放送で避難を誘導する。ただ地震の際はふだんの態勢だけでは対応できないほか施設の利用客を全員収容することはできずほかの施設への誘導なども必要だ。
センバツ高校野球で優勝した横浜高校の選手たちがきょう横浜市の学校で行われた報告会に参加して感謝の思いを伝えた。午後3時半過ぎ選手たちを乗せたバスが学校に到着、大きな拍手で迎えられた。きのう行われた智弁和歌山高校との決勝戦、横浜は投手4人の細かい継投と堅い守り、そしてヒット13本11得点の猛攻で19年ぶり4回目の優勝を果たした。生徒や地元の人などおよそ100人が参加した優勝報告会でキャプテンの阿部葉太選手は春夏連覇に向けて気持ちを新たにしていた。
「#わたしのいちオシ」では皆さんのとっておきの風景や街の自慢など撮影したいちオシの写真を紹介する。
関東の気象情報を伝えた。
親が育てられない子どもを匿名で預かる赤ちゃんポスト運用がきょうから墨田区の病院で始まった。熊本市の病院についで全国で2例目となる取り組み。赤ちゃんポストの運用を開始したのは賛育会。賛育会病院の出入り口の近くには場所を知らせる緑のランプがあり、赤ちゃんを預けるベビーバスケットは24時間出入り可能な入院棟1階に設けられている。対象は生後4週間以内の新生児で、病院が赤ちゃんを保護した後、東京都の児童相談所が中心となって乳児院や里親などにつなぐとのこと。熊本市の慈恵病院についで全国で2例目とのこと。また、賛育会は内密出産事業も開始した。
赤ちゃんポストに関するトーク。桑原阿希に話をうかがう。赤ちゃんポストは5年前から検討が進められていて、関係機関と調整のうえで今に至ったとのこと。実施する背景の一つには、赤ちゃんを遺棄する事案が絶えないことなどがあるという。こども家庭庁によると、生まれて1ヶ月未満で殺害や遺棄などされた赤ちゃんは2022年度で15人とのこと。賛育会病院の一昨年の分娩数は674件で、この内11%は若くして妊娠したり、生活に困難を抱えたりして出産前からサポートが必要な妊婦だったという。熊本市は2007年に赤ちゃんポストを開始し、去年3月末までに179人が預けられている。賛育会では、内密出産を同時に始めることで、安全に出産するための選択肢となり、赤ちゃんポストの役割も最小化できるとしている。赤ちゃんポストや内密出産をめぐって議論になるのは子どもの出自を知る権利。親の匿名性は保証される一方で、子ども自身が自らのルーツにあたる出自を知る権利がどこまで保証されるのかが課題となっている。山縣文治教授は「子どもの育つ環境の確保と個人情報の管理を社会全体で広く考えるきっかけに」などと話している。
5月に歌舞伎の八代目尾上菊五郎を襲名する尾上菊之助さんが神田明神で、きょう襲名の恒例行事のお練りを行った。尾上菊之助さんと尾上丑之助さんが揃って参道を練り歩いた。新しい時代に誕生する令和の菊五郎とあって、Zeebraのラップに乗せて菊之助さん親子が父親の菊五郎さんの待つ本殿へと進み、7代目と8代目の菊五郎が対峙する場面を披露した。八代目菊五郎の襲名披露興行はことし5月から歌舞伎座で行われる。
個体数が極めて少なく、絶滅危惧種に指定されているセミクジラとみられるクジラが、八丈島で撮影された。専門家によると、セミクジラは北太平洋のあたたかい海を回遊し、大きさが15mほどになる大型のクジラで、IUCNによって絶滅危惧種に指定されている。
今回のイチオシは「アスパラガス」。アスパラガスはいまが一番美味しい時期。グリーンアスパラガスは日光を当てて育て、ホワイトアスパラガスは遮光して育てるという。新鮮なものの見極め方は、真っすぐ伸びていて、茎がしっかりしていて、穂先が固くしまっているものという。アスパラガスのお浸しは緑も白もアスパラは根本を切り落とし、皮ごと入れて15分湯でて、両面を焼く。鍋に茹で汁などを煮立たせ、保存容器に移してアスパラを入れ、冷蔵庫で20分以上おいて完成。アスパラガスのピラフはウインナー・玉ねぎを切って炊飯器に米やウインナーなどを入れて炊く。最後に下茹でしたアスパラとバターを乗せて10分蒸らしたら完成。
埼玉県秩父市の清雲寺の気温は5.2℃で、しだれ桜が30本植えられている。樹齢600年の桜もあるという。井上遼一郎さんは寺の裏に100本の桜を植樹したという。
エンディングトーク。来月値上げされる食品が4000品目以上。安藤は「皆さんインタビューに答えてくださったんですけど、悩んでいるからこそなんだなというのを肌で感じた」などと話した。