明日をまもるナビ (明日をまもるナビ)
スペースが少ない都会での小さな公園を使った仮置き場の運用について。1日目は腐りやすいものや濡れた衣類、可燃系のごみを出す。こちらにあったものはいったん、すべてこの日のうちに運び出すというようにする考えもあるという。2日目は可燃系粗大ごみだけを出すというように、指定したごみを出してもらう。これをすべて運び出して、更地に戻す。これを繰り返すとのこと。大都市だけでなく、災害が発生して必ず起こるのが、“し尿ごみ”問題だ。地震で断水したときに、3時間以内にトイレに行きたくなった人が40パーセント、6時間以内で60パーセントになるというデータがある。し尿は可燃ごみの中に入れず、分けたほうがいいという。携帯トイレのごみは一緒にするよう自治体では言っている。臭いにくいポリ袋がある。し尿のごみは、臭いにくいポリ袋にいれてベランダなどに置くのがいい。食パンの袋も臭いを通さないという。一般廃棄物の最終処分場は残余年数は23.4年だ。南海トラフ、首都直下地震が起きたらものすごい量のゴミが出てくる。大切なのはどうやって分別するか。決めておくのがいい。災害廃棄物を片付けないことには、復興がはじまらない。