スーパーに50時間 クマ捕獲/駆除は”猟友会まかせ”課題も

2024年12月2日放送 16:40 - 16:46 TBS
Nスタ 注目!きょうのイチメン

秋田市の開店準備中の「スーパーいとく土埼みなと店」で従業員の男性を襲って店内に居座り続けたクマがきょう駆除された。周辺ではクマの目撃情報が5件あった。クマが自動車と衝突。去年の秋田県の捕獲数は2183頭と日本一、前年比で+1781頭。秋田県のツキノワグマの分布図。市街地に増えてきている。捕獲されたクマの体長は約1m。日本ツキノワグマ研究所・米田理事長によると「去年エサが歴史的凶作だったことが影響しクマがエサを求め市街地にきた」。去年、母グマが捕獲。残された子グマが山奥へ帰れず市街地近くに生息か。スーパー関係者によると、精肉売り場が荒らされていた。米田理事長によると「今年は暖かくまだ冬眠していないクマも。冬眠していたとしても眠りが浅くエサを探し活動することもある」。クマの目撃情報があると、自治体が猟友会に依頼。猟友会がワナ設置、パトロールなど捕獲、駆除を行う。警察は周囲の安全を確保。大きな課題もある。猟友会のメンバーが高齢化。出動報酬が3000〜4000円。米田理事長は「報酬は50年前と変わっておらず安すぎる」と指摘。2018年、北海道・砂川市で市からクマの駆除要請。市の職員、警察同行で駆除の際に発砲。「弾が住宅に届くおそれがあった」として猟銃所持の許可が取り消される。今年10月、猟友会メンバーが処分取り消しを求め提訴を棄却。北海道猟友会は「いまの状況ではハンターがすべての責任を負うことになる」。警察と連携などが整備されていない自治体からの駆除要請拒否を検討。


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