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ダイアナさんは世界に人から愛されてきた。7億5000万人が見た結婚式、取り組んで来た慈善活動など世界の注目を集めたダイアナ皇太子妃の悲劇的な死から28年経った今も関心が失われることはない。彼女を描いたドラマ・映画は毎年のように作られ、SNSではダイアナさんの写真が並び、タレントキム・カーダシアンさんはダイアナさんのネックレスを披露した。王室専門家のイモージェン・ロイド・ウェバーは「ダイアナさんは今後も著名人のお手本になる」と語る。ファンの中にはダイアナ元妃の遺品を追い求める人もいて、プラントさんはダイアナさんの遺品を世界で最も多く所有する一人で「私の人生の目的」だと話した。一家がオーストラリアを訪れた12歳で出会い魅了され、その後ロサンゼルスに引っ越し家庭を築いたがダイアナさんを忘れることはなく、ウィリアム皇太子を抱っこしていた際のワインレッドのコート1900万円が初めての所有で、現在は約2700の遺品を所有、インターネットでダイアナ博物館として公開している。プラントさんは今遺品をオークションで落札する使命に向き合っている。自身の着用した衣装をオークションにかけると決めたのはダイアナさん本人、亡くなる2か月前に79着出品し収益は慈善団体に寄付した。実際にはウィリアム皇太子のアイデアだったという。売却された一つは黒いドレスでホワイトハウスでジョン・トラボルタさんとダンスした時のもの、ウェディングケーキの一部は45万円で売却された。プラントさんの目当ては「思いやりのドレス」1991年にブラジル・サンパウロでエイズ患者が暮らす孤児院訪問時に着ていたもの、750万円からスタートし6000万円で落札することができた。