列島ニュース (仙台局 昼のニュース)
嗅覚を使って事件の容疑者や行方不明者を捜す嘱託警察犬になるための審査会が川崎町で開かれた。県警察本部が開いた審査会は、県内から17頭の犬が参加し事件の容疑者や行方不明者を探す「捜索犬」と、遺体や火薬などを見つける「特別犬」の審査が行われた。警察によると去年、県内で警察犬が出動したのは69件で、行方不明者の捜索などで活躍する一方、指導者の高齢化などから嘱託警察犬の数は年々減っているという。県警察本部鑑識課・鈴木秀宜次長は「警察犬を育てるにはそれなりの労力・経済的なものもある。訓練士と協力しあって多くの嘱託警察犬を盛り上げていきたい」などと話した。