イット! (ニュース)
山梨県の石和温泉は社員旅行の団体客などで賑わい、首都圏の奥座敷に。そんな一件旅館を尋ねると大型バスから大勢の旅館が。中国からの団体客だった。この旅館はオーナーが中国系企業。バブル崩壊後、長く続いた不況にコロナ禍が重なり、街全体が不況にあえいでいたという。この旅館は二年前に中国系資本に変化し、コロナ禍後のインバウンド需要と客足が増加した。石和温泉では複数の旅館が中国をはじめ外国資本に買収されている。市の職員は外国企業オーナーの温泉旅館について石和温泉の約4分の1と推測。組合に加盟しない旅館もはっきり把握できていない。またこの動きは今後さらに増える可能性。石和温泉の旅館が売り出された場合、9割は外国資本が購入。中国人宿泊客は多いものの、旅館を一歩出るとだれも歩いていない。地元商店の人は海外の人は全然来ないという。