ニュースウオッチ9 (ニュース)
きょう臨時国会が召集され、参議院選挙で当選した新人議員が初登院した。衆参ともに少数与党となって初めての国会。開門の前から国会の前に集まったのは、初めて当選した議員が集まった。午前8時に正門が開くと、新たな一歩を踏み出していった。参議院選挙で議席を大幅に減らした自民党の空手の元日本代表の経歴を持つ若井敦子議員は、政治とカネの問題で党への批判が強まる中、岐阜の先輩議員、野田聖子氏にあいさつに向かった。一方、議席を伸ばした国民民主党。原田秀一議員は、玉木代表の地元、香川から初当選した。初日の昼食に選んだのは。ソウルフードのうどんだった。躍進した参政党には今回議員控室が割り当てられた。
第218臨時国会が開会。少数与党として、この国会にどう臨むのか。自民党の議員たちを前に、石破総理大臣は「改めるべきは改め、国家にために尽くしたい」と述べた。ただ石破おろしを巡り自民党の保守系の議員で作るグループが会合を開き「続投は国益を損なう」として辞任を求める要望書をまとめ、来週執行部に申し入れる方針を確認した。一方で石破総理大臣の発言を直接聞いた若井議員は「責任の重さを感じた」と述べた。立憲民主党の野田代表は、記者団からこの国会で内閣不信任決議案を提出する考えがあるか問われ「選挙の総括中に内閣不信任案を出すのがいいのかと含め総合的に判断すべき」と述べた。