登山規制や通行料徴収 富士山で「新ルール」導入/吉田ルートで「新ルール」静岡県側の対応は?/安全対策や環境保全へ 富士登山「新ルール」導入

2024年7月2日放送 10:48 - 10:56 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)

きのう富士山が山開き。吉田ルートの登山規制新ルールを紹介。1つ目は通行規制。午後4時から午前3時まで5合目の東山道入り口ゲートが閉鎖。弾丸登山の抑制を図る目的。2つ目は人数規制。1日当たりの登山者数を4000人までとし上限を超えるとゲートが封鎖。混雑の緩和を図る。3つ目は通行料。1人2000円を徴収。環境保全安全対策のために使用される。新ルールの背景には富士山の世界遺産登録がある。山梨県・長崎幸太郎知事は会見で世界遺産委員会から3つの宿題をもらっていると述べている。1つ目は富士山の人が多すぎる、2つ目は人工的景観が目立つ、3つ目は環境負荷が大きい事。こうした指摘に真摯に対応しなければ世界遺産登録を取り消される恐れがある。去年の富士山登山者数は4つの登山ルートを合わせて22万1322人。山梨県側の吉田ルートは約62%で約14万人。静岡県側の富士宮ルートは約22%で約5万人。南東側の御殿場ルートが約7%で約1万5千人。東側の須走ルートは約9%で約2万人が利用している。静岡県側ルートの対策を紹介。今年からウェブシステムを導入。ウェブ上で任意の入山登録が可能。弾丸登山の自粛を呼びかける動画や登山マナーなどが確認できる。通行料・規制なし、登山者・上限なし、協力金1000円は受付(任意)ている。静岡県富士山世界遺産課は山梨県の状況をみて来年通行料、人数規制の導入を検討するとしている。テレビ朝日コメンテーター・名村晃一は「こういう規制をする事に反対はそんなにいないと思う」などとコメント。作家・エッセイスト・吉永みち子は「静岡県側は規制をしないで把握はする形になっている」などとコメントした。山梨県は登山道の巡回指導員を去年の3倍以上に増やしているという。


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