列島ニュース (山形局 昼のニュース)
白鷹町は古くから養蚕が盛ん、蚕桑小学校では20年以上前から毎年授業の一環で蚕を育てている。きのうは3年生18人が出席し、山形市の呉服製造販売会社が町内に養蚕所で育てた2200頭の蚕を児童の代表が受け取った。子どもたちは最初、蚕を見てとまどった様子だったが、慣れてくると手で捕まえたり、顔の上に乗せたりして楽しんでいた。引き渡された蚕は今月20日ごろ、繭を作り始めると見られ、週末も含めて毎日桑の葉を与えて育てるという。干支の人形や6年生が卒業式でつけるコサージュを作る予定。