列島ニュース 鹿児島局 昼のニュース
今日、鹿児島市内のホテルで開かれた委員会には、原子力や地震工学などが専門の委員11人のほか、原子力規制庁や九州電力の担当者などが参加した。原子力発電所の運転期間について、今年6月から始まる新たな制度では、審査による停止期間を除外することで実質的に60年を超えて運転できるようになっていて、去年11月、九州電力の川内原発の1号機と2号機について、劣化状況などを管理する計画が認可を受けた。委員会の中で原子力規制庁の担当者は、新しい制度での申請や審査の内容を説明し、設備の劣化状況を調べる点検方法などを示した九州電力の申請を認可したと報告した。そして委員会として「これまでに県の分科会で検討してきた内容と合致していて、適切に審査されている」と評価した。その上で、新しい知見が出てきた場合など今後の対応についても絶えず見直していくことを規制庁に要望した。