グッド!モーニング GOOD!いちおし
兄・真田信之、弟・真田信繁(幸村)は戦国を代表するドラマチックな兄弟。信繁の名は武田信繁の活躍と信玄との関係性にあやかり父・昌幸が付けた。兄は徳川方の武将・本多忠勝の娘と、信繁は豊臣方・石田三成の盟友・大谷吉継の娘と結婚。その後、関ヶ原の戦いが勃発する1600年を迎える。徳川家康と石田三成が戦いになりそうだとなった時、父・昌幸は家康嫌いで石田方に付き、兄・信之は家康の重臣の娘と結婚しているため徳川方に付き、弟・信繁は大谷吉継の娘と結婚しているため西軍・石田三成方に付いた。どちらかに所属して勝った方にいれば家の名を残すことができる。関ヶ原の戦いでは敗者の父・昌幸と弟・信繁は追放され、兄・信之が家康に2人の助命を掛け合ったとも言われている。弟・信繁は1614年の大坂の陣で豊臣方に招かれて大阪城に入り、徳川方と激しい戦いを繰り広げた。大坂の陣で兄・信之は参戦せずも弟・信繁は討ち死にした。徳川方に付いた兄・信之は大名として幕末まで残った。