あしたが変わるトリセツショー (15分であしたが変わるトリセツショー)
大阪でエステティシャンをしている矢田部さんは、2年ほど前に睡眠の不調に陥った。きっかけは朝の光不足と診断された。メラトニンは起きているときには量が抑えられ、夜に増えることで眠気を感じるようになっている。そのコントロールには光が必要で、起床後約3時間以内に2500ルクスの光を15分以上浴びると良い。ITベンチャーで働いている人に協力してもらい、1日どれくらいの光を浴びているか照度計で計測した。室内で作業している人で2500ルクスを15分浴びていた人は0人だった。矢田部さんは朝の光が届く部屋に寝室を変更し、仕事の前に意識して外に出るようにしたところ、熟睡できるようになった。