サンデーモーニング (ニュース)
今年の政治の見通しについて政治ジャーナリストの後藤謙次氏は「2025年連峰」というキーワードを挙げた。今年の政界、石破総理の前には大きな3つの山(3月・予算成立、6〜7月・都議選、7月・参院選)が連なっているという。中でも予算成立が最も大きなヤマ場。少数与党の石破政権は野党が掲げる政策を取り入れることと引き換えに予算案に賛成してもらわなければこの山を登り切ることはできない。どこと組むのか、前の国会で補正予算の賛成に引き込んだのは年収の壁の引き上げを掲げる国民民主だったが、後藤氏の見立てによれば次の国会で石破総理は国民民主とは距離を置き教育無償化を掲げる日本維新の会や予算案の修正を目指す立憲民主への乗り換えを準備しているのではとしている。後藤氏のラジオ番組に石破氏が出演した際には「立憲民主党との大連立は選択肢としてはある、野田代表は人として信頼ができ裏切られたことが一度もない」と発言。