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福島第一原子力発電所2号機で行われている核燃料デブリの試験的な取り出し作業で、東京電力は格納容器の中に入れた装置で核燃料デブリをつかんだと発表した。あす以降、数日かけて装置を格納容器の外に出したうえでデブリの放射線量を測定し、一定の値を下回っていることが確認できれば運搬用の容器に収納して取り出しが完了することになる。核燃料デブリの取り出しは廃炉最大の難関とされていて、今後の作業で取り出しが実現すれば原発事故後初めてとなる。
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