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元日本代表の福西崇史が混戦J1の最終節について解説した。去年優勝した経験があることが、首位ヴィッセルの強み。エースの大迫勇也選手が攻撃の起点となりチームを牽引してきた。個人の能力の高さをうまく使えれば優位な試合運びが可能。サンフレッチェの持ち味は、リーグ最多得点を誇る攻撃力。3連敗していたが、前節では5得点で勢いをつけている。連敗を止めて吹っ切れた部分など、意識的には強みになりそう。ゼルビアは、1点を守り切るサッカーが持ち味。J1最少失点。最後の砦、キーパーの谷晃生選手は、リーグ最多の17試合を無失点に抑えている。FWの攻めに必要な“後ろの安定感”に貢献している。今回の最終節は、何が起こるかわからないという楽しみがある。ギリギリの戦いをものにできるものが何かを見れたら面白そう。
NHKでは、ヴィッセル神戸の試合と、サンフレッチェ広島の試合について、総合テレビとBSで生放送予定。