科学的に運気を上げる 誰でもできる方法とは

2025年1月8日放送 10:43 - 10:54 TBS
ひるおび #ひるおびライフ

科学的に運気を上げる誰でもできる方法とは。明治大学・堀田秀吾教授が解説。運気を上げるにはまず行動。運=魚。運を釣り上げる確率を上げるには釣り糸を垂らす行動が大事。堀田秀吾著「世界の研究101から導いた科学的に運気を上げる方法」を紹介。自分はラッキーだと思う、緑がある場所へ行く、美味しいものを食べるなど、世界の研究101に基づく幸運を引き寄せるためのちょっとしたコツを紹介している。「自分はラッキーだと思う」について、ケルン大学のゴルフでのグループ研究の結果。緊張などのネガティブな面が軽減されるという心理学的な影響によりカップイン率が上がったと考えられる。
まず赤い服を着ること。風水では赤色は運気アップとされている。2005年の科学雑誌ネイチャーに発表された論文では、2004年アテネオリンピック・男子レスリングで、ユニフォームの色の勝率は赤色の選手55%、接戦の場合は62%だった。赤色はやる気や集中力などにつながり、男性ホルモンの分泌を促進するため、勝負事には赤色だという。続いて、コーヒーの香りをかぐ。2008年・ソウル大学の研究によると、ネズミにコーヒー豆の匂いを嗅がせるとストレスを解消させる効果が出た。好きな香りを嗅いでリラックス。コーヒー以外でもOK。次はパワースポット。神聖な場所である神社仏閣に行くと不安やストレスが下がり、心が落ち着いた状態は視野が広くなり幸運な情報を見つけやすくなる。パワースポットは自然の中にあることが多く、人間は自然とふれあうことでリラックス効果、ポジティブシンキングなど様々なメリットが得られ、結果、運が良くなったと思える。2020年・アラバマ大学の研究によると、ただ公園で過ごす参加者約60%の健康状態が良くなり幸福度が高まった。また2017年千葉大学と医療機関の共同研究では、盆栽を眺めているだけで心がリラックスしたとの結果が出た。
続いて体を揉んでもらう。2005年・マイアミ大学の実験で幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌量がマッサージ後には28%増加、ストレスホルモンが31%減少した。2022年・桜美林大学の研究では、スキンシップで愛情ホルモン(オキシトシン)が分泌。ポジティブな感情が高まる。動物とのふれあいでも幸福度は上がる。また変な動きをすることも良い。行動に感情が引っ張られる。2012年・サンフランシスコ州立大学の研究によると、楽しそうな動き→元気になる、うつむいて歩く→元気度が下がるとの結果が。坂本龍一さんも、堀田教授のヘンテコな動きをすると元気がでるという記事を読んで実行していたという。
科学的に運気を上げる方法についてスタジオトーク。堀田教授によると楽しい動きをすると脳が良い意味で勘違いしてリラックス状態になり、視野も広がり幸運につながる情報を見つけやすくなるという。またハッピーな人といると幸福度が移りやすい。他にも目標を「?」、「?」の写真を撮るなどの方法がある。「?」とは。


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