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シリアで取材中に銃撃を受けて死去した山本美香の遺志を引き継ぎ、優れた国際報道に贈られる山本美香記念国際ジャーナリスト賞の授賞式が行われ、ヨーロッパに押し寄せる移民・難民問題に関する著作を発表したジャーナリスト・村山祐介が受賞した。著書「移民・難民たちの新世界地図」では、欧州を目指して移民・難民が押し寄せる地域の最前線や、ロシアによるウクライナ侵攻の惨状と故郷を追われた人々が描かれている。村山は各地に足を運び、命がけで国境を超える人々の超えを丁寧に拾い上げたことなどが評価された。村山は「SNSでは様々な声が飛び交い可視化されているが、胸にしまい込んだ声や現地で向き合わないと出てこない声を伝えるのがジャーナリストに求められている。私が託された言葉を伝えたかった」などと述べた。今後は中等やアフリカで移民・難民問題に関する取材を継続するという。