渡辺篤史の建もの探訪 渡辺篤史の建もの探訪
前田さんの家を紹介。家の屋根は野球のホームベースにも似た五角形の平面は玄関側に構造的な力をうけとめる耐力壁を集めることで道路側の大きな開口を実現している。そして目をひくのが擁壁の上の空中に飛び出した梁。早速家の中へ。渡辺篤史は良い空間だと答え、玄関の空間が広いと答えた。前田さんは家の設計を大学の同級生にお願いしているという。家に上がるとソファがあり、イサム・ノグチの照明が置かれているが妻のこだわりだったという。吹き抜けは個室のように感じられるがデッキスペースはネジでゆるめて使用する。
LDKを拡大するデッキテラスは梁を何本か使用したもので、家を上部に支えられるようになっているという。飛び出した梁は将来増築できるだけの強度をもたせ、増築しても建ぺい率などの許容範囲に。二重になった引き戸の開閉によりLDKの広さが変化。さらに開放感や防音、断熱が自在に調節できる。さらにダイニングを紹介。イサム・ノグチの照明のしたにテーブルが置かれているが渡辺篤史は椅子に座り心地が良いと答え空間がわくわくすると答えた。また妻はキッチンの作業台はとてもひろいという。平面が五角形なのでどうしても三角形のスペースが生まれる。それらの場所は収納やトイレにして活用しているという。
次に洗面所を紹介。二人が立っても余裕の広さ。洗面台にはドアがないが洗濯機とスペースを共有している。さらに風呂を紹介。